ピーターラビット™の作者ビアトリクス・ポター™は、“サスティナブル”等の言葉が広まる、100年以上も前から自然保護への関心が強く、絵本の印税でピーターラビットの舞台、イギリス・湖水地方の土地を購入し、自然保護団体に4,300エーカーをこえる土地を寄贈するなど、絵本のままの風景を守りました。
彼女の愛した美しい風景は、時を超え、今も変わらぬ姿で残されており、ピーターラビットの絵本シリーズにも、作者の想いが息づいています。『ピーターラビットのおはなし』出版120周年をきっかけに、作者の自然を愛する想いを「Friend to Nature」という言葉にこめて、伝えていきます。
ピーターたちの暮らす自然が、いつまでも守られますように。
駅 アート広告について
現在、食品ロスについては、世界的な問題となっており、日本国内で廃棄されている食品は、年間約522万トン※1にも及ぶと言われています。
「Friend to Nature」のメッセージを伝えるために、廃棄野菜や果物を原材料の一部として製作される、土に還る自然に優しい紙「Food Paper」を全面に使用し、全長約14.5mの巨大なポスター広告を製作しました。
ピーターたちの大好物であり、ピーターラビットの絵本シリーズにも度々登場する色とりどりの野菜や果物の中から、たまねぎ、じゃがいも、かぶ、ラベンダー等10種類を使用し、『ピーターラビットのおはなし』の中の10シーン※2が、洋紙とも和紙とも異なるFood Paperの独特な風合いで表現されています。
※1 農林水産省及び環境省 令和2年度 食品ロス量推計値
※2 大阪梅田駅は、8シーンの掲出となります。
巨大アートには、越前和紙の老舗工房、五十嵐製紙が手掛ける「Food Paper」を採用。廃棄される野菜や果物、調理時に残った野菜の皮などを原材料に作られた紙です。適量の生産と消費を促し、食品ロスを出来るだけ出さないサスティナブルな社会になることを目指した、環境にやさしい素材です。
イベント限定品など、800アイテム以上のグッズが大集合。ピーターラビットの世界をひも解く、パネル展示やフォトスポットも。
【開催期間】
そごう千葉店
2022年8月9日(火)~18日(木)
小田急百貨店 新宿店
2022年8月31日(水)~9月12日(月)